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社員インタビュー

フリーズドライ営業2014年入社

自社商品だけでなく、その先の業界知識も必要

大学で水産学を学んでいたことから、水産品を取り扱う食品会社への就職を志望していました。そこで出会ったのが宝幸です。水産品に加えて、需要が伸びているチーズやフリーズドライといった商品も扱っていることから、今後も発展する可能性の高い企業だと感じ、入社を決めました。

2014年に入社し、福岡支店でフリーズドライの営業を担当しました。取り扱うフリーズドライ商品は、ブロックタイプのスープのほか、肉や水産物、野菜、果物といった具材をフリーズドライ加工したものなど。販売先は、スーパーやギフト関係、食品メーカーなどさまざまです。ときには、取引先の要望に応じて、一から商品企画に携わることもあります。

メーカーの要望に沿った提案をするには、自社商品の知識だけでなく、その会社が製造している商品自体への知識が求められます。たとえば、ペットフードメーカーに提案するときは、犬や猫が食べられないものは提案できません。そのため、商談の度に毎回勉強は欠かせませんし、販売先とコミュニケーションを積極的に取って情報を得なくてはいけません。さまざまなジャンルの知識が身につくのも、この仕事の面白い点だと感じています。

趣味で得た知識を提案に活かす

2017年に関西支店に異動しました。担当する商品は、福岡時代に引き続きフリーズドライですが、市場規模が格段に大きいため、競合他社も増え、やりがいもアップしました。また、いちごの「あまおう」の風味づけ用商品が、「あまおう」の産地である九州より、関西での需要の方が高いなど、地域差があるのも面白いと思いました。

私は旅行が趣味なので、休日はいろいろな地域へ出かけています。そこで、私の出身地である関東ではなじみの薄い酒粕の入ったみそ汁が、関西ではポピュラーだったりするなど、訪れた地域ならではの食文化に触れて、OEM(受託製造)商品を作る時の提案に活かしています。

OEM商品を作る際は、取引先と品質保証室の橋渡しをスムーズに行うために、パッケージの表現に関わる食品表示法などの法律知識も求められます。大変ですが、自分が企画に携わった商品が店頭に並ぶのを見るのは大きな喜びです。

実は、入社するまで私はフリーズドライ商品を食べたことがほとんどありませんでした。しかし、自社商品を食べてそのおいしさに感動しました。この感動をさらに多くの人に届けるために、これからも頑張っていきたいと思っています。

 

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