キーワードから探す

社員インタビュー

常温食品製造2010年入社

長いスパンでの目標を達成するのが管理業務

食品業界への就職を希望し、その中で宝幸を選んだのは、缶詰、チーズ、冷凍食品などさまざまなジャンルの商品を扱っていたことに魅力を感じたからです。
2010年に入社して、八戸工場で製造に携わり、2014年に八戸工場の工程管理課へ異動。2016年に本社の常温食品事業部業務課へ異動して、2018年に再び八戸工場の工程管理課に戻り、現在に至ります。

工程管理課での業務は大きく分けて5つあります。まず、本社と連携して顧客の希望する納期と製造現場の作業量を考慮し製造予定を構築する「製造予定構築」。次に、カニや貝、畜肉など缶詰の原料、調味料、缶や箱といった包装資材、これらの発注や発注先との商談を行う「購買業務」。本社や包装業者と連携して、納期を遵守しつつ、包装および出荷の予定を構築する「製品出荷」。工場の日々の製造数や利益を管理し、予算達成に向けて進捗管理を行う「工場収支管理」。また、しばしば東京に赴き、一部のお客様と製品の価格商談や契約を行ったりもしています。長いスパンでの目標の達成を目指す仕事なので、成果を得られた時の喜びが大きい仕事です。

工場、本社での経験が今を作っている

工場での業務の中で、急に製造内容を変更しなくてはいけなくなってしまったり、頼んでいた資材が納期に間に合わなくなったりといった、緊急事態が時には起きてしまうことがあります。そういった時は、工場や本社、販売のいずれかに譲歩してもらわなくてはいけないこともあります。ここで、工場の要望をそのまま本社に、本社の要望のまま工場に伝えてしまうと、お互いに不信感を持つ事態になってしまいます。そのため、誠意をもってそれぞれに現状を伝え、最終的に一番良い落としどころに着地させるよう心がけています。

本社の常温食品事業部業務課に所属していた時は、営業の要望を聞いて八戸工場に製造の依頼をするという、今とは逆の仕事をしていました。この経験により、工場と販売、どちらの事情も少し理解できるようになったのが、今の仕事に非常に役立っています。

管理の仕事は、大勢の人たちにいろいろな仕事を依頼し、各々の進捗を確認しながら進める仕事です。状況把握能力と、人に伝える能力が求められます。学生時代は「人と話すのはあまり得意な方ではない」と自覚していたのですが、社会人になってから、伝える力が身についたと実感しています。

 

社員インタビュー一覧へ