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社員インタビュー

乳製品原料仕入れ業務2006年入社

夢を実現、海外を舞台に活躍

海外を舞台にダイナミックな仕事がしたい、という夢をかなえるため2006年に入社。すぐに輸入原料事業部に配属され、水産品の貿易の業務を担当しました。アイスランド、スペイン、ポルトガルなどで水産品を買い付け、中国で加工して日本に送る。買い付けの仕事は宝幸の仕事の起点なので、とても大きな責任が伴います。最初は強いプレッシャーを感じながらいつも気を張っていたことを思い出します。

そして2年後、関西支社に転勤。これまでやっていた業務に加え、関西マーケットのテコ入れも行うことになりました。「商売にシビアな関西のマーケットで数字を作るのは大変だよ」と先輩たちから聞かされていた通り、数字づくりに苦戦が続く日々でした。そんな中、ある日スーパーのバイヤーさんに呼ばれ「カラスガレイの切り身」を導入したいという依頼を受けました。海外での原料の買い付け、加工のノウハウを活かしてすぐに対応し、依頼を受けたその週のうちに商品の提案を行い、大変驚かれました。この商品は好評で、今でも数字を作り続けているのが、私の誇りとなっています。

そして2015年、本社に戻り水産商事部に配属。高級商材であるカニをカナダやロシアから買い付ける業務を担当しました。それまでとは比べ物にならない金額を扱うため、プレッシャーも強くなりましたがやりがいも大きく、刺激的な毎日でした。
(水産商事部門は2019年4月にグループ会社に譲渡)

まだ見ぬおいしい食材を探求したい

2018年の異動で、宝幸の中で最も大きな数字を作るロルフ事業部で購買の責任者を任されることになりました。乳製品に対しては素人だったのですが、ナチュラルチーズの買い付けを行うためヨーロッパやオセアニア各国を回って試食して、その奥の深さに驚きました。輸入チーズは、現地での熟成期間や、コンテナ船で日本に輸送する期間などリードタイムが長いので、在庫管理や買い付けのタイミングなどを調整するのが難しいところです。

海外の産地で今までに見たことがないナチュラルチーズと出会えたときや、そして自分が輸入し加工されたチーズがスーパーの店頭などに置いてあるのを見つけた時には、うれしく思います。チーズの奥深さは海外と比べ、まだまだ日本では浸透していません。世界のおいしいチーズをもっと広めていきたいです。そして将来は乳製品に限らず、世界中のおいしい食材を探求していきたいです。

 

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