【フリーズドライ】フリーズドライのメカニズムは?

『フリーズドライ』って、いったい何でしょうか?そのまま訳すと『凍る』『乾燥』。
いったいこれがどう関係しているのでしょう?

普通、乾燥といえば、天日に干したたり、熱をかけて水分を蒸発させて乾燥しますね。
これに対して、真空状態にする事によって、気圧をさげて水分(氷)を乾燥させるのがフリーズドライです。真空を利用するので真空凍結乾燥とも呼びます。

 

では、スープを例に簡単にご説明しますね。
まず、液体状態のスープには大量の水分と色々な具材が入っています。
これをマイナス30℃の冷凍庫のなかで、コチコチになるまで凍らせます。
すると、液体だった水分が氷になるんです。普通の状態では、このコチコチになったスープを、テーブルの上に置いたら溶けてドロ~っとなってしまいますね。

 

ところが、このコチコチになったスープを、真空状態の中に置くと、なんと!溶けずに氷(水分)が蒸発(専門的には昇華といいます)してしまうんです。
氷(水分)が飛んでいってしまった後はちょうどウェハースのように中がスカスカの状態になります。
ここに、飛んでしまった分と同じ量のお湯を注ぐと、もとの状態に復元するというものです。宇宙食などは、このフリーズドライの技術でできているんです。